3.作付け
平成18年、心配された冷害や台風害もほとんど無く、各品種とも品種特性に
応じた収穫量をあげることができた。
この間、並行して売り出し方の検討と準備を行っていった。
4.活動
まず彦太郎糯は町内で餅つき会をして無料で振る舞い、収穫を町内外の人と
分かち合った。次いで町内2箇所で餅としての試験的に販売を行った。
残る2品種は、彦太郎糯共々各位のご支援のもと平成19年1月4日、東京で
試食会を開催し、専門シェフの腕により様々な米料理になってマスコミや
流通関係者にアピールした。一方、庄内地方や一部秋田県の料理店へも
サンプルの配布など営業をした。
5.実績
この試食会の結果、大手百貨店バイヤーの目にとまり首都圏での販路が
開いた。またこれと前後し著名和菓子店からも引き合いがあり、19年産の事前
予約を頂いた。
彦太郎糯については町内での反響も大きく、18年は十分供給できずに品切れ
となった。決して少なくはない需要があるものと考えられる。
事業推進のカタチとして、今後を考えて有限責任事業組合 (LLP) 「ままくぅ」
を設立した。
7.拡大
3品種の中では、加工適性もあって現時点では彦太郎糯のニーズが最も大きく、
増産の必要性があった。そこで19年はメンバーの増員を図り、栽培面積を拡大
している。
8.活動2
平成20年2月地元での米消費拡大を図ろうと「17人の遊佐ごはん」と題し、
庄内地域のレストランを中心に期間限定の料理を販売。彦太郎糯・プリンセスサリー
・オオチカラの3品種を使い、料理人13人の協力のもと計24メニューを提供。
一部レストランでは期間後も遊佐ごはんメニューを販売。米の新しい可能性と地元
での認知度アップにつながった。
9.直接販売
これまでの活動評価として、県内外の様々な場所での直接販売への依頼が増える。
農作業を見ながらできるだけ参加している。こちらに関しては商品販売の素人と言う
事もありまだまだ改善点が多いものの、今後も出来る限り精力的に参加したい。
10.受賞
平成20年2月彦太郎糯の白丸餅・紅白丸餅が遊佐ブランド推進協議会の推奨品で
金賞を受賞。同年10月フーデリコ㈱奥村文絵代表主体のもと、彦太郎糯の商品
パッケージで日本産業デザイン振興会の2008年度グッドデザイン賞を受賞。
山形県内では2社の受賞になるが、これまでのままくぅの取り組みとフーデリコ㈱の
優れたプロデュースいままで関わった皆様があっての評価・受賞と考えられる。
11.今後
更なる栽培面積の拡大を行い、需要に答えられるように生産を行う。そして何
よりたくさんの人に知ってもらいたい。 「安心・安全 は常識。」 をモットーにさらに
その上を目指す。